詩が変わった事を自認した時期で線を引く

自分自身で詩が変わった事を自認した時期がありました。

 

おおよそ2020年の10~11月頃でしょうか。

それまでは『詩が書けない』ことが大きな悩みでしたが、急に言葉が溢れ出して来るようになり、むしろ現在ではメロディの付いてない詩が懐に大量に溜まっています。

 

何故にそんな変化が訪れたのか、自分でも理路整然と説明できませんが、触れるものが変わり考え方が変わった事が大きいのかなと。

美術・文学・歴史等に関心が向いて行った事が最たる要因だと感じます。

 

しかし私が変われば変わるほど、最初の頃から付いていて下さってるファンの方の戸惑いを再生回数等から感じ、また出演していたイベント等でも逆に気味悪がられるだけでした。

私は私を分かってもらえないという感情が鬱積し、ライブをやるのが嫌になりました。二年近くほぼ引き籠って音源制作だけしていました。

 

そんな日々に終わりを告げたのが、昨年の秋に埼玉県の小手指にある『たらまガレージ』というライブスペースに三上寛さんのライブを見に行った一事。

詳しくは改めて何かの機会に書くか、話します。

 

その後、色んなところで歌うようになりました。

私自身が作った当初から傑作と思っていた『犬の川』が、ようやく人から感動して貰えるようになったのです。

 

私は最近、嬉しくて楽しくてしょうがないのです。

私の不幸や絶望を、理解してくれる人が沢山いるのです。

 

そして私は、ようやく表現者として自分の向いている方向に自信を持てるようになりました。

だから、線を引きます。

 

詩が変わった事を自認した時期で線を引き、変わる以前の曲は今後一切ライブでやりません。生涯やりません。

 

勿論そんな曲を気に入って頂けて、何度も聴いて頂けるのは創作者冥利に尽きますので、音源は残します。

ただ、ライブでは今後絶対にやりません。

 

それらに該当する曲を、以下に挙げておきます。

明言することで離れてしまうファンの方もいると思いますが、私としては明言しなければいけないと思ったのです。

 

何度も言いますが、聴いて頂けるのは本当に嬉しいのです。

ライブでは取り上げませんが、好きな方は今後とも何度も聴いて頂けると有難いのです・・。