鈴木 諭(すずき さとし)
鈴木 諭(1991年7月25日-) 詩を描き唄う人間。秋田県三種町(旧・山本町)出身。
経歴
中学2年の時にブルーハーツに出会い衝撃を受け、それをきっかけに徐々にロックンロール・ブルース・フォーク等々のルーツミュージックに傾倒するが、専ら聴くだけで満足で、21歳の時にようやく独学でギターを始める。
当初は「音楽は趣味で楽しむもの」という考えであった為、大学を卒業後、秋田県内の官公庁系企業に就職。
しかし次第にストレスから持病であるアトピー性皮膚炎が悪化し、日ごとに悪化する病状と激務の二重苦で精神を病み鬱病になり、心療内科通いの状態に。
「社会人の既定のレールから踏み外したら、将来どうなるか分からない」という恐怖心から、病魔を押し抱えつつ働き続けるも、ついに心身共に限界に達し、先の見通しも無いまま4年後に自ら進んで退職、絶望の淵に陥る。
仕事から離れたことで鬱病が快方に向かうも、真面目に働いた挙句に地獄のような苦しみを味わった事から、次第に思いを強めつつあった音楽の道をぼんやりと考え始める。
だがリスクを伴う人生選択に踏ん切りがつかず、悶々とした中で引き籠る日々を過ごす。
その後友人の影響もあり、「一度死んだ覚悟でやりたいことをやる」と決め、ようやく音楽の道を2018年4月より歩みだし、同年7月に上京。
過去の全てを捨て、27歳直前で0から音楽活動を始める。
上京後、ギター担当として幾つかのバンドを結成するも様々な要因でうまく行かず、バンドとしての活動形態を諦め2020年6月より一人で活動を開始。
それに伴い、元々苦手意識があり自分で歌う気は無かったのだが、「一人でやる以上自分で歌うしかない」と覚悟を決め歌い始める。
20年末からアルバムの発表を始め、現在アルバム3枚・シングル5枚をリリースし、精力的に創作活動に邁進。
とくに『犬の川』はライブ演奏を通し多数の人間から「これは犬の楢山節考だ」などと激賞され、『アトピーのうた』は自身と同じようなアトピー患者の方にじわじわと支持を得ている。
音楽の宣伝の為の活動として、上京当初よりブログ・youtubeの運営もしていたが数字に比例して(登録者1,400人)増える罵詈雑言に精神的に耐えられなくなり、2021年秋に更新停止。
回りくどい事をして本質を見失うところだった事に気づき、自身の創作だけに専念するようになる。
また日本的・土着的な方向へ思考が変化したことから、22年6月よりアーティスト名を『スズキサトシ』から、本名である漢字表記『鈴木諭』に変更。
作詞・作曲から録音・ミックスまで、全て自身で行う形態を取っており、主たる演奏楽器であるギター以外にも下手の横好きながらベース・ドラム・ハーモニカ・キーボード・三味線等の演奏やストリングスのアレンジも手掛け、多重録音での音楽制作を行っている。
制作活動に重きを置いて22年までは活動していたが、徐々にライブ活動の重要性に気づき23年より精力的なライブ活動を始める。
秋田弁ブルースや地元民謡などに新境地を開き、「秋田県人の貴方しかやれない表現だ」という言葉を貰うようになり、自身の持つ郷土性を深める方向を向き始めた。
加えて近年は20年近く置いていた絵筆を久々に持ち出し、余技として専ら絵の練習に励むほか、ジャケット絵も自身で描き始めている。
活動情報
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気になる方は、覗いて見るのも一興ですので是非に。