令和五年十一月の読書記録

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令和五年十一月の読書記録

司馬先生の対談集をもう何冊読んだか分からないが、兎に角面白いのである。

街道をゆくの中でも非常に当たりの巻だったと。

有名な天草四郎の乱について、大変によく理解出来ました。やっぱ歴史は面白い。

未読の巻があと三分の一くらいでしょうか。
少しずつ、地図が埋まっていく感覚がします。

いつも通り面白うございました。

個人的には近江散歩の方が特に。

多様な種類の対談が読めて、大変に面白うございました。

日本における仏教の受容が、被差別階層を産んだというのが非常によく理解出来た。

潟のみちのくだりで、日本の農地の扱いの変遷が大変によく理解出来た。

また私も農村出身者として、肌感覚で分かる話題もあり昔の記憶が想起され、思いがけず詩が生まれたりという好循環も。

創作は創作を生む。

所謂、シルクロードについての実地探訪を伴う談話。非常に面白かった。

以前に東京国立博物館でチラッとみた展示と結び付き、改めて西域への興味が湧いた。

歴史の中に生きた、創作者の人生を小説を通し垣間見たように思える。
非常に面白い一冊だった。